今日は、日が出て少し暖かくなり始めた8時半頃から、予定していた720x4x2のドリブンユニットの交換工事を実施した。
ドリブンユニットの交換だけだから、直ぐに終わるだろうと思っていたら大間違い。1人で実施するので、屋根に上ったり降りたり、ローテーターを回したり、仰角を付けたりとそりゃあ思った以上に大変でした。
屋根の瓦も少し夜露で濡れているし、ヒヤヒヤしながら外側の2ユニット、4つの交換をまずは行いました。何が一番時間が掛かるかって、コネクタ部にこれでもかと巻いてあるビニールテープと自己融着テープのコラボ。
自己融着は溶けているので、なかなか外れません。この削除が一番時間が掛かった。
外側が終わったら、今度は内側。タワーを一旦伸ばしてから90度まで仰角を付け、作業がしやすい場所まで再度タワーをダウン。
これからのタワーに上がって交換工事を行いました。全部で8個の交換工事を完了するまでやはり2時間半掛かりました。
実際、交換して良かったかなと思うような状況でした。
これが実際に付いていた物の一部です。カバーの色が違うのは購入時期が異なり、カバー野色やシールが違っていました。雨の雫により苔が生えたようになっておりました。
また、一番ビックリしたのは、ブームに取付る時にネジで固定するのですが、その固定部分がほとんどヒビが入っておりました。
これが一番酷かったですが、しっかりと亀裂か見えます。ほとんどが大なり小なりのヒビが入っており、今回の取付ではネジを締め込まないようにしました。
気になったので、この亀裂の酷い物をネジを外し開けてみると、やはり水が入っておりました。
銅でできているフォールデットダイポール部ですが、水にやられて腐食しているだけでなく、水がまだ付いていました。
カバーをひっくり返すと水がポタポタ。
いつ降った雨の物なのかよく分かりませんね。こんな感じで、他にも振るとなんだか水の音がする物もありました。
こんな状態でもSWRは特に悪化はしておりませんでしたが、微弱な電波を受けると言う観点では、マイナスでしょうね。
最低でも5年が経過しておりますが、やはり垂直用を水平で使用すれば水抜き穴の位置も違うのでこういうことは起きるんでしょうね。
まあこれで5年は又使えるでしょう。次の5年では、アルミ自体が腐食してきそうですので、アンテナの交換時期なのかもしれません。
後5年後は、65才を超える時期なので1人でアンテナをあげたり、メンテナンスしたりするのは厳しくなってくるでしょうね。でも自分でやらないと、良いも悪いも分からないですからね。