おはようございます。昨晩の事、いつものように40mのFT8にQRVしていたときの事です。相変わらずコールしてもリターンが無いんですよね。
PSKレポーターを見ていると、とりあえずは北米もアジアも信号は届いているようなのですが、実際にはリターンがない方が多い。
あまりにもリターンが無いので、本当に電波が届いているのだろうか心配になってきたので、WebSDRを使って自分の電波の到来状況をチェックしていたのです。
無線以外で普段使っているPCはmacなんです。macでWSJT-Xを動かしたら最新バージョンのmacOS12には対応していなく、共有メモリエラーで立ち上がりません。
しょうがないので、Parallels DesktopでWindows10を立上げ、最新のWSJT-X2.5.3をインストールしてみました。
さすがにWindows版は安定していますね。
WebSDRのUSに接続して40mを設定し、WSJT-Xを立ち上げてみました。受信だけなのでオーディオのINPUTの設定と自分のコールを入れただけです。
実際に動かしてみているの画面がこれです。
これを見る限り、自分の電波はUS側でもちゃんと受信ができているようなのですが、毎回デコードできている訳では無いようなんです。
最高で-10くらいで受けているんですが、QRMなんでしょうね、調子が良くて1回おきくらいなんですよ。
これが実際の実態なんでしょうね。針金アンテナでは、そこそこの信号で届いても信号の厚さが無いのかQRMに弱く、直ぐに潰されてしまうようなんです。
これではせっかく見えてコールバックが有っても、なかなか先に進まない訳ですね。納得しました。
何でだろう、不思議だって思っているよりも、実際にWebSDRで確認してみれば納得の事実が分かるので、不思議だって思ったら即確認してみるに限りますね。
そういえば昔、160mのCWでWebSDRを使ってのQSOをしていた人が居るって話を聞きましたね。その時はQSOのテンポがおかしいって事が話題になりましたが、確かに今回の実験で分かったのですが、インターネットで北米の信号を聞いていると、やはり実際の信号より遅延が発生していますね。
ネットは高速と言われても、GWを通過するたびに遅延はやはり発生するんですね。