公開日 2021年12月31日 最終更新日 2021年12月31日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日から強風が吹き荒れ、時折15mを超える強風となっております。今朝は粉雪がちらつく極寒の寒さ。気温的には2℃程度なのですが、強風が肌を突き刺し体感温度はマイナスの感じですね。
1年の終わりが荒れた天気になってしまいましたが、今年は定年で実家に戻った事が大きな出来事でした。自宅に戻ってから、ATUを使って始めたHFと本格挑戦した6mといろいろありました。
今までできなかった事を再出発した感じですね。
最後の最後に来て、ATUでは整合は取れても共振はしていないケースがあるので、SWRが1.0でも飛ばないと言う事を身をもって経験した事など、今まで知っているようで知らなかったことを経験できました。
どうせならと思い、最後の最後にアルミパイプ6mモノにATUで同調を取っていたものから、目的周波数で共振をするバーチカルアンテナに変更しました。
もちろん給電点にはATUをそのまま入れ、共振するアンテナを最後は整合を取ると言う方法に変えたのです。
短縮されたバーチカルとはいえ、それなりに計算された長さでできておりますから、同調も取りやすいですし、なによりもローバンドが全然違いますね。
カウンターポイズで働いているか、ラジアルで働いているのかよく分かりませんが、とりあえず1/4λに当たる長さに変更してたった3本ですが、こちらも張り替えました。
強風が吹き荒れ始める一昨日前に実施したため、なんとか取り付けることができました。
成果としては、昨日も書きましたが朝方のローバンドは相変わらず飛ばず、大きく変化していないように感じる部分も多々ありますが、根底ではやはり共振しているアンテナの方が飛ぶと理解できました。
80mにもQRVできるようになり、今までATUで同調を取ってもJAしか信号は見えず、単にSWRが下がっただけでした。40mは届いたり届かなかったり、そんな感じでした。
しかし、今のアンテナは、ピックアップこそ少ないですがPSKReportを見ている限り、ちゃんと電波は飛んでいるように思えます。80mでさえ、夕方から宵ではNA、SAでレポートが上がっています。特に近いNAの西海岸では、たくさんレポートが上がるようになりました。
そんな中、とりあえず西海岸あたりから中央辺りまでは、なんとかタイミングでQSOができるようになったのは大きいかと思います。
またEU方面も近場ですが、なんとか飛んでいるようで昨晩は近場のRX22NYともQSOできました。これは大きな進歩ですね。今までは何もQSOできませんでしたから、0から1に変化したことになります。
同じ針金アンテナですが、少なくともトラディショナルバンドでは、共振する設計になっておりますので、80m/40m/20m/15m/10mではそこそこで、今までよりは効率は大分良くなりました。WARCの30mは無理矢理同調させているので、近場程度はなんとかなるかなと思います。
来年は、この変更したアンテナでコンテストにも積極的に参加するようにしたいですね。何十年も前に、無線を始めた頃にもだおった感じですが、こんなシステムでもFT8と言うモードを使用すれば、昔より遙かに簡単にDXとQSOができ、十分楽しむ事ができます。
来年は生涯最後になる後厄の年です。定年後はタワーをもう一基で大きなアンテナをと言う思いもありましたが、近年の天候不順から不安もあり、無理をせずにこの小さなアンテナでどこまでできるかマイペースで挑戦していきたいと思います。
DXの信号が見えれば、いつかはQSOできると言うチャンスは有る訳ですから、その時を楽しみに続けていきたいと思います。
最後の最後で大寒波に見舞われ、日本海側では大雪が続いているようですが、皆さんのシステムが無事でおりますことを祈っております。
来年もコツコツマイペースで頑張りまず。6m中心で頑張りますので、是非QSOをお願い致します。
1年間、ありがとうございました。
それでは、みなさん良いお年をお迎えください。