公開日 2022年7月16日 最終更新日 2022年7月16日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝もまた雨降りのスタートになっております。本日の降水確率は1日中90%になっており、ほぼ降り続けるでしょうね。
西日本では大雨の予報が出されているので十分にお気を付け下さい。
さて、昨日の6mでの出来事ですが、妙にヒゲが多い信号がいるんです。普段はボリュームを絞っているので、実際の信号音など聞いたことないですが、妙に気になり聞いてみました。
なんと、FT8の信号に加えて音声が混信しているではないですか。
しかも、はっきりと聞こえていますが変調自体はそんなに深くありません。と言う事は、PCで動画を見ているのでは無さそうです。
考えられるのはリグの設定で、DATA通信設定時にACCから音声入力して変調を掛けている時の設定が、MIC、ACCとなっていることが考えられるかと思います。
つまり、リグにMICがつながっているときにMIC、ACC設定だとMICの入力も入ってしまう設定になっていると言うことです。
つまり、自分が意図せずにFT8で送信時にMICから信号を拾ってしまい、そちらからも変調が掛かってしまうのでは無いかと思われました。
従って、MICの置いてある位置にもより変調レベルが変わるので、浅く混信したりするのかと思いました。
昨日の場合は、どうも電話をしているような音声でしたので、FT8で勝手にコールを続けているのですが、その前で電話の通話をしていたので、その音声がMICを通してリグに入って一緒に電波になって飛んでいたと考えられます。
FT8の通信の場合、FT8の変調が終了してからDELAYがありPTTがOFFになりますので、FT8の信号が消えた後に若干音声が残りPTT OFFに合わせて消えていく感じでした。
図上の最後のシーケンスでは、電話が終了しているようで音声は聞こえずバンドが静かになりました。
時折こういう信号に出くわすことが有ります。
FT8運用時は、PCで動画をみたりしないようにすることや、リグのACC入力仕様に設定している場合は、MIC入力を切断する設定にするか、USB入力指定にすることで解決するのではないでしょうか。
はっきりした理由は分かりませんが、ふと考えたときにこのような設定の問題かと考えられました。
自分で信号もモニターしていない限り、このような状況は見つけることは難しいと思います。ICOMのリグで有れば、DATA設定時のパラメータでACCのみに設定するか、外部入力をUSB設定すれば、MICからの混入は避けられるのではないでしょうか。
FT8運用時に音声が混信すると、バンド内がざわつきQRMM状態になりかねないので、一度設定を確認してみるといいですね。
8月末目標だったVUCCの275が、先週末のEUオープンで一気に加速して今朝275を達成することができました。1ヶ月の前倒し達成です。次はいよいよ300が目標になりました。