【景品表示法に基づく表記】

本サイトのコンテンツには、標品プロモーションが含まれている場合があります。

DIARY PR

[DIARY] アンテナ切替器のデバッグ開始

リグの電源OFF
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Loading

おはようございます。天気はパッとしませんね。昨日もほとんど雨でしたし、コンディションもいまいちでした。

時間も持て余し気味だったので、この前組み込みを完了したアンテナ切替器のデバッグを開始しました。

実装基板

実際にIC-7700に接続してバンド切替を行ってみると、何故かArduinoで実験したとおりに動きません。

原因としてはバンドデータの電圧が実際のPWBにしたときにマッチしていないのかと推測しました。

とりあえず、オシロとテスターでAVRの入力段の電圧を測定してみると、次の値となりました。

160m 3.768V
80m 3.079V
40m 2.576V
30m 0.015V
20m 2.063V
15m 1.608V
10m 1.129V
6m 0.953V

Arduino単体で実験したときとほぼ同じ値なので、特に問題は無いと思いましたが、実際の動作をさせると、80m、40m、6mがバンド切替を押しても動作せず。

20mにすると表示は80mに、15mは表示が20mに、そして10mは15mの表示になってしまいます。

明らかにプログラムで設定している値と実際の値がアンマッチになっている事は間違い有りませんが、入力段のインピーダンスの違いからこのような状況になっているのかもしれませんね。

急遽プログラムを改造して、LCDに入力電圧のADCの値とADC値を計算した電圧値を表示するようにして確認をしました。

 

すると、全然違う値であることを確認できました。その時の値がこちらになります。

BAND テスター値 内部計算値
160m 3.768V 5.00V
80m 3.079V 4.31V
40m 2.576V 3.61V
30m 0.015V 0.01V
20m 2.063V 2.90V
15m 1.608V 2.27V
10m 1.129V 1.58V
6m 0.953V 1.33V

このように、値的には全然違っており、20mを選択すると表示が80mになるのも納得ですね。

この内部計算値を元に、閾値設定を行い直しました。

そうしたところ、問題無く設計通りに動くようになりました。

通常

ダイオードマトリックスでアンテナが選択されていない場合
アンテナ未選択

ちゃんとアンテナが選択できないと言う表示になります。

また、リグの電源を落とすとちゃんと表示もリグが未接続という表示になりますので、いちよう目的は達成できました。

リグの電源OFF

 

最後に、マニュアル切替をしたらBAND dataに関係なくなるようになるはずでしたが、そうならない状況が見つかりました。

ベアボードでパターンを追いかけていくと、なんとまた1箇所パターンの間違いを発見しました。

せっかく、リレーで5V系を切り離すように作ったのですが、リレーのしたでリレーのCOMとCNがパターンでつながっており、リレーが切り替わってもパターンでつながっているので切り離されませんでした。

とりあえずパターンカット2箇所、ストラップ1本で対応しました。

動くことが確認できたので、次はスイッチ類を購入してマニュアル動作の確認とケースを作ろうかな。

 

ABOUT ME
JE2UFF
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
部材購入に困った時は!

digital-dxer.comからのお知らせ

アマチュア無線をやってて困ったことないですか?
何か作りたいが工具が無い、アンテナ作りたいけど材料が無い

そんな時、工具から小さな小物材料、はたまた無線機からアンテナまで何でも簡単購入ができるYahoo!ショッピングが便利です。
クリックすれば後は到着を待つだけ、近くて簡単便利なYahoo!ショッピング。