公開日 2022年10月16日 最終更新日 2022年10月16日 by JE2UFF_Toshi
昨日からARRL EME Contestの1stピリオドが実施されております。
今年に入ってからは、6mのDXとGridの追っかけを中心にQRVしておりましたので、EMEはさっぱり運用していませんでした。
ARI等には参加しようかと思っていたのですが、天候不順とバッティングすることが多くて、参加できませんでした。
たまに国内QSOでアンテナの生きている事を確認はしていましたが、経時劣化で本当にEMEで使用できるのか心配な部分もあり、久々に朝からバンドを覗いてみました。
SWR的には全く問題無いのですが、少々以前に比べてロスがあるような気がします。
それでも、とりあえず強い局は普通にデコードできるようですね。一時期は、偏波面が全く合わずにビッグステーションの信号も蚊の鳴くような信号でしたが、今朝は普通にデコードしたので一安心でした。
UA3PTW、DL7APV、HB9Qの信号は音声でも普通に聞こえるほどの強さでしたので、以前の状況に戻りつつあるようです。
しかしながら、EMEのコンディションを表すDgrdは-3.0と良くない状況で月が遠いですね。一般に-1.0を切ると素晴らしいコンディションと言われておりますので、はっきり言って良いコンディションではないです。
アンテナが生きているかの確認でしたので、QSOしたのはUA3PTW、HB9Q、DL7APV、VK4EME、DL8DAUの5局だけでした。
ファラデーローテーションの影響が強いのか、送信と受信では偏波面が違うようです。
DL7APVの信号も、H-POLでは-10ですがV-POLに変更すると見えなくなりました。
11月の2ndピリオドは、もう少しコンディションが良いと楽しめるのですがね。