公開日 2022年12月11日 最終更新日 2022年12月11日 by JE2UFF_Toshi
ここの所の気温の変化と、今年の疲れがそろそろ出てきたようで、若干体調不良気味になったため、気分を変えてこの前作成したLNA-CTRLの電源供給タイミング測定をしてみました。
これは、何らかの影響でPTTラインにチャタが発生した場合、LNAに供給する電源が不安定にならないように、かつ変動に合わせて供給されないようにする回路です。
大げさに回路と言ってもNE555を使った単純な回路になっております。
とりあえず、PTTラインとLNAの電源供給ラインのリレーにプローブを接続して、PTTが12V、LNAの電源ラインが5Vでチェックをしてみました。
こんな感じでやっているのですが、PTTラインにブレッドボード用のケーブルを使用してGNDに落としているので、この時点でクリックのような変なスパイクが見えています。
多分、金属ピンを端子から外す際に少し端子面を擦った感じになっているので、このようなスパイクがでているようです。
しかし、PTTが復帰してから350msくらいでLNAの電源ラインが復活していますので、設計通りになっているかなと思いました。
しかし、このスパイクが気になり何度も測定し直したのですが、人の手で切り替えている間は無理だと言うことが分かりました。
何回ややっている内に、それでもだいぶ良くなったモノが撮影できました。
何回も連続でやっていると、コンデンサのチャージ・ディスチャージのタイミングがずれてくるので、350msの設計に対して300ms弱になってしまいました。CX600の切替タイミングが150msですので、十分な余裕はあると思います。
後は実装は位置をもう一度考えて、防水ケースにどのように搭載するかですね。内部の接続用ケーブルも中国ですが、発注済みなので年末までには全部入ってくるのではないでしょうか。
DXハントのオペレーションも面白いですが、ものづくりの方がもっと楽しいですね。