ここの所、ずっとボタン一つのFT8にしかQRVしていなかった。昨年も、多分FT8以外のQRVは皆無にしかかったのでは無いかと思う。
その前の2021年は、それでもCWでコンテストにポツポツと参加していた事を思うと、聴力も使わないFT8では老化する一方になってしまう。
そんな危機感を感じたため、昨日は久々にA1CLUBの0AMに参加してみた。
6時半から始まった80m、自分の針金アンテナは80mはいまいち調子が良くなく、耳が非常に悪いんです。FT8で使っていても、いまいち聞こえないんですよね。
そんなアンテナなので、キー局のCWはかなりQSBが掛かって聞こえてくる。いくらATTが入っているとはいえ、80mでS5って言うのはどうよって思った。
そんなアンテナなのでなかなか飛ばず拾ってもらえない。それでも最初のかたまりの人達が拾われた後にはなんとか拾ってもらうことができた。
続いて40mにQSYされたようなので、40mを聞くと80mとは大違いでS9でバンバン入ってくる。そんなこともあり、40mは一桁番内で拾ってもらえることができた。
80mも40mもちゃんとマニュピレを使って自分で符号を打ちました。CWは耳と指先の訓練にはもってこいですね。
その後外出し1040分頃戻ってくると、今度は20mにQRVしていることがA1-chatで確認できた。
しかし、20mを聞いてみると一番弱い。更にQSBがあり落ち込むと信号がギリギリコピーできる程度。
しかし、これも訓練だと思ってコールしてみるが、聞こえない=飛ばないの公式は成り立つようで、?は返ってくるがこちらのコールはコピーできないようだ。
符号の速度を変えたりしながら、すこしずつコピーしてもらえたようで、最後はフルコールでなんとかコピーしてもらい無事チェックイン完了。
全部で3バンドのチェックインを果たしたが、針金アンテナは垂直偏波であるため、国内QSOにはいまいちであることがよく分かった。
国内コンテス用にも、低い水平偏波のDPが欲しいなあ。
久々に聞くCWはすごく新鮮であると同時に、25字くらいまでなら未だコピーはできそうで有ることが確認できた。やはり時間があるときは、CW Freakでも聞いて訓練はしておいた方が良いかもしれない。
機会がやってくれるFT8は、確かに簡単だが簡単故にみんなが集まり、最近のパイルは半端ない。むしろ、CWの方が空いてくる感じがしてパイルに強くなるかも。
いずれにしても、ボケ防止に役立つCWをもう少しやる事にしよう。