公開日 2023年4月16日 最終更新日 2023年4月16日 by JE2UFF_Toshi
今日は午前中地域のボランティア活動があり、終わった頃から風が強く吹き出しました。雨が上がり快晴になったのですが、強風が吹き荒れておりました。
おかげでタワーも伸ばさずに、今日は前に作ったアンテナ切替コントローラーの変更を行いました。
最初に作ったのは、Atmega328Pを使いICOM BAND DATAを利用してアンテナを切り替えるものでした。
V2として、Atmega328Pだとちょっとした修正も大変なので、Arduino Pro miniへ変換したモノを作成しました。
しかし、ICOM BAND DATAを使用していると、17mと15m、12mと10mは同じバンドとして扱われるので、もし15mと17mが違うアンテナを使用している場合には、自動切り替えができないと言う問題がありました。
幸いなことに、自分の環境ではそんな状況にはならなかったので良かったのですが、今度別のアンテナを上げる可能性も有ると思い、折角なのでCI-Vのデータも取り込んで、各バンド毎に切り替えられるように変更したV3を作成しました。
今までは、先のバンドで2バンドを1バンドとして扱う関係上、切替としては8本のデータが必要でした。
今回は、6mも入れると全部で10バンドになるので、10本のデータ線が必要になります。
しかし、BAND DATAとCI-Vを両方使うと足りなくなってしまうので、今回はBCDを使用して、4ビットで10バンドを切替ることにしましたので、BAND DATAで4ビット、CI-Vで4ビットの全部で8本のデータが使えれば良くなるので、前と同じになりました。
基本はBAND DATAとし、先の分離不能なバンドのみCI-Vで選択するようにします。これらは全てソフトで選択するように考えています。
とりあえず、回路図を1から書き直して出来上がったのがこれです。
部分部分のチェックでは動いているのですが、PWBとして作った時はどうかなぁ。結構パターンミスを今までも起こしているので。
パターンの作成は時間が掛かるので、また長期連休当りに考えたいと思います。これができれば、ICOMのリグでは完璧に運用周波数によって完璧に切り替わるはずなんですけどね。
ただ、ICOM BAND DATAの電圧が機種により若干バラツクので、その辺の修正はプログラムで対応しないといけないんですよね。
後はCI-Vの機種コードか。