公開日 2024年2月27日 最終更新日 2024年2月27日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日より天気が回復してきましたが、西高東低の気圧配置になり以外と朝晩は寒いですね。それでも日中は日が当たっているので、15℃前後の気温にはなっております。
さて、気温の高い日が多くなってきておりますので、春になればアンテナメンテナンスの時期ですね。今まで使っていた針金アンテナを80m専用に改造しようと、調整確認用のジグを作成してみました。
アンテナ本体とラジアルの組合せで、今までは給電部にATUが入っておりマルチバンドで対応をしていましたが、200Wを入れられないのでこの部分にマッチングユニットを入れて調整しようとおもっております。
マッチング部分のインピーダンスは37Ω程度になるはずですので、マルチアンアンでマッチングを取りますが、その前にシャントフィードのようにjX分を打ち消さなければなりません。
シャントフィードの場合は、極端な話ガンマーマッチなのでシャントエレメントに直列にバリコンを入れていますが、今回はGPなので直列に入れるのでは無く、オープンスタブと同じ考えで、エレメントとラジアルの間にバリコンを入れ、これでjXが打ち消されるかを確認しようと思っています。
また、それに先立ち実際の給電点のインピーダンスも測れるようなジグにしました。
出来上がったジグはこんな感じ。
バリコンはバナナチップで切り外しが出来るようになっており、まずはバリコンを外してアンテナのインピーダンスを測定します。
その後、jX分がバリコンで打ち消されるのかの確認を行い、打ち消されない場合にはまた他の方法を考えなければいけません。
学生の頃に作成したフルサイズの40mGPでは、オープンスタブとして同軸を付けて同軸のC分で同調をとりましたので、原理的には同じはずなんですよね。
日中がぽかぽかになったら、ATUに入っている線を外してこのジグに付け確認をしようかと思っています。
早く暖かくならないかなぁ。