公開日 2024年7月14日 最終更新日 2024年7月14日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝も少しどんよりとした朝になりました。雨こそ降っていませんが、その分蒸し暑さが倍増している感じですね。現在の湿度は82%で外はかなり蒸し暑いです。
さて、昨日は暇だったので2.7.1-develをインストールしてK8Rの17mで使用してみました。WSJT-Xの2.7.0-rc5と何処が違うのかと言われると、表示系がJTDXのように便利になった感じがしますが、デコード能力は差が分かりません。
しばらくデコード状態などを見ておりましたが、劇的な差は無いように感じたので、結局は元のWSJT-Xの2.7.0-rc5に戻しておきました。
そう言えば、記憶が間違っているかも知れませんが、昔のWSJT-Xは設定さえすればデコード時に国名を表示したと思ったのですが、WSJT-Xの2.7.0-rc5ではCQを出すK8Rの横にKH8と表示するだけなんですよね。その他デコードしたコールする局には表示されない。
同じ設定で2.7.1-develの場合には国名では無くPFXは全て表示しました。これはどこか設定が違っているんですかね。
まあ基本はJTDX使っているので、SFM対応の時にだけWSJT-Xに切り替えるだけですから、今のところ大きな問題は無いですけど。
昨日は17mと20mでQSOしたK8Rですが、IC-7610のスコープをみていると受信信号の波形の違いがよく分かりました。WFばかり見ていたので気がつきませんでした。
信号が広がっているのがよく分かります。従来ですと分身すると信号が弱くなるので、あまり分かりませんでしたが、信号レベルが落ちないのでハッキリ見えますね。
なんか昔流行ったJT65のような感じに見えます。
そして気がついたのですが、SFMは5Kまでをカバーしているとのことですが、運用する側がどこまで受信帯域を広げているのかにもよりますね。
また、CWなんかではよくありましたが、オペレータの癖のようなモノがすごくでてくるのではないでしょうか。
例えば、QRMを避けるための帯域を大きく広げるオペレータもいるかも知れませんが、別のオペレータではデコードする局数を抑えるために帯域を絞って特定域の局ばかりピックアップするかもしれません。
こればかりはオペレータが誰なのか、そのオペレータの癖はどのようなのかを知る必要がありますね。
昔のCWなどでは、このオペはUPしていだけど同じ周波数でしか拾わないとか、500Hzピッチで拾っていくとか、オペの癖を読んだり事前に情報を集めたりする事がありました。
今までのFT8のように指定された帯域が決められていれば、それ以外では絶対に拾われませんでしたが、帯域が広がれば広がるほど癖を読むのが必須になってくるのではないでしょうか。
F/HモードだとアナウンスしてMSHVでQRVしてきて混乱するような事はなくなると思いますが。
ちなみに、今回のK8Rで20m、17m、15m供にわざわざ上の方に行かずに通常帯域ギリギリで呼んでいても、割と早めにリターンがありましたので、現在は運用側も手探り状態のような気がしますね。
今後のペディはこれが標準となると、CWのように多少は頭を使うようになるので面白くなりそうですね。