公開日 2024年9月26日 最終更新日 2024年9月26日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。台風16号が発生し、前線に影響を及ぼす予報が出ていますが、今朝も快晴の朝になりました。この台風16号の寿命はかなり短いようですが、丁度南から吹き込む風で前線を刺激し、明日は関東で大雨予報になっていますね。また週末は雨模様。
MLで情報が流れてきたのですが、知らなかったメーカーのシーケンサーの紹介でした。
シーケンサーはリグの外部PTTが1つしかないときに、LNAやリニア、アンテナの切替などをタイミングを変えて制御するものですが、有れば結構便利なんですよね。
VUHFの移動で、LNAを使いながらブースターを使用する場合、PTTが1つだとLNAもブースターも切替タイミングは一緒になってしまいます。
そうすると、場合によってはLNA切替タイミングのズレでLNAに電波が入り壊れると言う事が起こりますね。
従ってシーケンサーを使う事で、PTTがONになったときに最初にLNAが切り離されてからブースターがONする制御をしなければなりません。これも使用されているリレーの反応速度によりmsから数msまでばらばらです。
これらのタイミング制御を行うのがシーケンサーですね。有名所ではM2が販売しているもがメジャーでしょうか。後DX Engineeringでもありますね。
今回新しく知ったのはhamtechと言うHAのメーカーです。HAのメーカーはEMEのLNA等で有名なメーカーも有りました。
シーケンサーも2種類有り、HF~VUHFの一般用とEME用の2種ですね。
こちらはHSQ5-5Vと言う一般的なシーケンサーですね。LNAを含め5通りの制御が出来るタイプです。
そしてもう一つがEME用のものですね。
こちらはHSQ5-EMEで、EME用なのでLNAのON/OFFや偏波面の切替のSWが別に付いているタイプです。M2で販売されているのは、こちらの対抗馬ですね。
パッと見た感じM2よりは作りが良いように見えます。
同じようなモノを自分で製作したことがありますが、RX/TXを繰り返していると予想に反する動作をしてLNAを壊した経験があります。
こう言うシーケンサーは自作より実績があるモノを購入した方が、、予期せぬトラブルに見舞われることが少ないので、やはりメーカー製が良いです。
最近はHFのコンディションが良くてEMEもサッパリですが、HFのコンディションが下がって再びEMEに出だしたときには購入を検討したいと思います。