公開日 2025年5月8日 最終更新日 2025年5月8日 by JE2UFF_Toshi
【更新】この記事は本日朝4時時点の状況で記載した内容でしたが、現在状況が変わりましたので次の記事に変化点を記載しておりますので、そちらをお読みください。
おはようございます。週末はまた下り坂の天気予報ですが、今日は高気圧に覆われて良い天気になる予報です。予報通りで清々しい朝になりました。
さて、久しぶりの運用で大盛り上がりのZS8W。そんな中、ショッキングな12mのデータは無い、そんな情報が飛び込んできた。
こうしたペディション祭りのような賑わいには、必ず紛れ込む“愉快犯”。
QSOできた! そう思って喜んだのも束の間。気づけば、自分もその餌食になっていた――。
話題沸騰中の12mでのQSO。確かにlog Searchには12mの欄がない。もしかすると、そもそも運用がなかったのかもしれない。ガックリして力が抜ける。

それでは反省を込めて振り返ってみよう。
自分がコールした時、狙いはNA方向ではなく間違いなくZS8の方向。LPなのかSPなのか確信が持てなかったため、念のため両方にアンテナを振った。
すると、SP方向からはっきりとした入感。いや、言われてみればNAからのLPだった可能性もある…。
12mでQSOする前に運用していた20mは、確かにLPで信号がNA方面からの到来だった。
その直後、12mにQRVしている局を発見。2回目のコールでQSO成功!
しかし――後になって状況を振り返ると、これはパイレートの疑いが濃厚だった。
これまで確認してきたZS8Wの運用では、ウォッチドッグタイマーの設定が数分単位。リトライによるレポートも通常3回以上、多い局なら5回も送られていた。
しかし、自分がQSOした局は違った。
ウォッチドッグタイマーは初期値の1分のようで、リトライもたった2回。そしてその後、すぐに他の局に移ってしまったのだ…。

これは明らかに20mと12mで設定が異なる。20mでQSOする前日、17mで撃沈した際もレポートのリトライは5回ほどあった。時には未だ送ってるの?と思うほど長いときも有った。
となると、20mにいた局と12mにいた局はまるで別物。1つの運用でPCの設定を個別にするわけが無いはずだ。
パイレートの可能性は120%。
コールしている時は必死だったので、その場では気にも留めなかった。でも、思い返せば、あまりにも早すぎる展開だった…。
それにしても、QSOしたいという純粋な気持ちを逆手に取る愉快犯の行動には心底幻滅する。
無駄に消費した時間を返してほしい――そう強く思う。
