[DIARY] CAT4OMを使うメリット
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おはようございます。秋雨前線の影響でしょうか、急激に強い雨に成ったりすることが有りますが、幸い長時間は続かないので今のところ大丈夫です。雨が続いている関係で、気温が下がり過ごしやすくはなってきておりますね。大雨が続いている地域の皆さんは、十分注意をしてください。大きな災害に繋がらないように祈っています。
さて、最近統合型アプリという事で※※4OMというのが流行っているようですね。その中でリグを制御するCAT4OMというのが有るのですが、説明上で存在する理由としては次のように言っております。
多くの無線制御ソリューションは、特定のユーザーインターフェース、単一のプロトコル、または固定された動作モデルに密接に結びついています。CAT4OMは、よりクリーンな基盤を提供するために開発されました。無線サービスが頭脳として機能し、すべてのクライアントがシンプルで一貫性があり、交換可能なものとなるように設計されています。
目標は単に無線機を制御することだけではなく、無線自動化、局管理、実験、そして将来の統合のための信頼性の高いプラットフォームを構築することです。CAT4OMはLog4OMのコンパニオンソフトウェアとして開発されましたが、広く普及するCATソフトウェアソリューションとなることを目指しています。
引用:Why CAT4OM Exists
WSJT-X v3.2.0 Improvedの開発者のDG2YCBへ、誰かが将来的に組込むのかという問い合わせに対して、Windows専用のアプリが増えただけだと興味をあまり示していませんでした。
確かに、現状はWindows専用のアプリのように見え、MacやLinuxのプラットフォームには対応していないようですね。
Windowsにおいては既にOminiRigと言うフリーソフトが存在しており、これを介すことで2台のリグが制御できるようになり、各種外部アプリとの連携も可能となります。
それでは、既にOminiRigが有り多くのユーザーが使用しているのに、何故CAT4OMと言うアプリが作られたのか?
自分は開発者じゃ無いので、本質は分かりませんが現状のネット環境等を考えた場合、同じ統合型ソフトのLog4OM等の説明から次のようなことが上げられます。
そもそも、OmniRigは非常に優れた軽量なリグコントロールソフトですが、開発から長い年月が経っており、内部的には「WindowsのCOM(Component Object Model)コンポーネント」という古い技術をベースに作られているため、以下のような問題が生じているようです。
バグや相性問題:特定の無線機(IC-7610など)や環境において、OmniRigのポーリング(無線機への状態確認)が原因でログソフトがフリーズしたり、「Rig is not responding(無線機が応答しません)」というエラーが頻発したりする不安定さがあります。
CAT4OMの対策:現代のプログラミング言語(C#等)でゼロから設計されており、最新のWindows環境やリグ、シリアルポート通信に最適化され、動作の安定性と追従性が向上しています。
そして、リグとの通信の安定性だけではなく、最も大きな要因としてはデジタルモード用のオーディオパスを統合したことが上げられます。
OmniRigは「周波数やPTT(送信切り替え)の制御」しか行いません。音声信号(オーディオライン)は、Windowsのサウンド設定や各アプリ(WSJT-Xなど)側で個別にデバイスを指定する必要がありますが、CAT4OMを使う強みとしてCAT制御の信号だけでなく、デジタルモード用のオーディオ制御やオーディオパスの割り当て機能も内部に持たせることができます。
これにより、音声ラインが絡む複雑なリモート運用やマルチアプリ運用の設定を簡素化できます。
簡単に言うと、昔外部接続で有ったmicroHAMのDigikeyerIIをソフトで実現したような物と考えると良いですね。丁度、RTTYのST-6をMMTTYで実現下ような感じです。
要はCAT4OMが1つ有ればリグの制御からオーディオ制御まで全部できるということで、更にはネット経由で他のアプリとの連携やリモートコントロールが可能という事です。
更には「メイン無線機の周波数を変えたら、サブの受信機やSDRも自動的に同じ周波数に追従させる」といった、高度なマルチリグ同期(Radio Follower機能)が標準でよりスマートに行える設計になっているということですね。
それじゃあ良いことづくしなので、使う価値が有るじゃないかと思われますが、結局新しいアプリをインストールすると、設定はしなければいけなくなり、1つのアプリ内での設定が増えてしまうということです。これはメリットでありデメリットでもありますね。
既に同じような環境を構築できているのであれば、あえて交換するまでの効果は無いという事です。
あえて言うならば
- OmniRigを使っていて、頻繁に接続が切れたりソフトがハングアップしたりする人
- 3つ以上のアプリを同時に1台の無線機に接続して、シリアルポートの競合や反応の遅さに困っている人
- リモートシャック(遠隔運用)や、複数リグの複雑な連動システムを組みたい人
- 新しいPCに入れ替えた人
などが対象になるのではないでしょうか。
これは同じようなLog4OMに対しても言えることであり、既にWSJT-X+JTAlert+GridTracker2+DXkeeperなどで環境構築ができている人は、あえて使う必要は無いという事ですね。
Log4OMも統合型と言う特徴が有るので、個々の設定は不要でLog4OMの設定だけでOKですが、既に自分の環境に最適化されたシステムが出来上がっている場合、不要という事ですね。
Log4OMは統合型で非常に便利なようですが、以下のようなデメリットも有るようです。
- 他のアプリと連携させると設定が増え、Log4OMの良さを損なう
- データベースにSQLiteを使用シているため、インデックス破損などで表示が重くなるトラブルが報告されている
- リアルタイムログは得意だが、過去ログの一括修正や操作に少し難がある
ただ、WSJT-X+JTAlert+Hamlog等のシステムを自分で構築出来ない、または難儀しているという方は、Log4OMを使った方がメリットが有るでしょう。
CAT4OMと同様に、既にシステムが構築され安定して動作している場合は、PCを新規に入れ替えた等というイベントが無い限りそのまま使用する方が余計なトラブルを招かなくて済みます。
実際には、餅は餅屋というように多少複雑でも、統合型よりも専門型のアプリを組合せたほうが、機能追求と使用要求を満たすことができると思います。
WSJT-Xのオートパイロット等も有りましたが、結局現状の出来上がっているシステムで対応しようとすると、UDPがコンフリクトしたりして現状システムを捨てなければいけなくなったので、使用をやめました。
現状、自分のシステムでは10万件のDX QSOデータがベースと成っており、このデータからJTAlertのB4Logが生成されており、強力なB4Logになっております。
また、Log4OMの売りであるeQSL、LoTW、clublog、QRZ.COMへの自動uploadも1つのアプリで実行すると、どこかでメンテナンスやその他のトラブルで接続できなくなった場合、他のUploadにまで影響する可能性が有るため、実際には負荷分散とトラブル対処法としてUpload機能も分散するほうが、万が一の際に被害が最小限で済みます。
負荷分散とバックアップは、1つのアプリに依存するのではなく、フェルオーバーを意識して構築する必要がありますね。
ワンパックになった統合アプリは、設定、運用が楽になりますが、万が一からの復帰がどの様になっているかを事前に確認してから導入した方が良いと思われます。
当局は一番大事なLogだけは、アプリを終了する時点でバックアップを別Diskに取る設定にしてありますので、前回終了時までは確実に復元できるようになっております。
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