公開日 2020年12月28日 最終更新日 2020年12月28日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝は冷たい雨になりました。予報では午前中で上がる予定ですが、結構冷えていますね。先週末を利用して、かねてからやってみようと思っていたアンテナ作りに挑戦してみました。
雨が降る前に完成してよかったですね。
今回作成したのは、以前160mで使用していたアンテナの80m版です。変形スローパーと言われて、7エリアのOMさんが作成して記事を元に160mのときは作りました。それこそ、屋根と同じくらいの高さでしたが、そこそこ飛んでくれました。
基本的な考えはスローパーと一緒なんですが、給電点がタワーのトップではなく、途中にあることくらいでしょうか。
トップにあるAFA30の大地間容量を使ってますので、タワーを伸ばすと共振点が変わりますので、いつも使う位置を基準に長さを調整してSWRを追い込みます。
変則的なアンテナですので、実際にはアンテナアナライザーを使って追い込んでいきます。最初の計算したワイヤー長では、共振点が3.3MHzのところに出ていました。
結局、調整の結果1m以上短くしてどうにか共振点を3.520MHzくらいまで持ってきました。FT8で使用する3.573MHzではSWRは1.3程度まで追い込みましたが、雨が降ったりすると大きく変化しそうです。
今朝も、雨模様になり共振点がずれてSWRが2を超えてしまいました。
とりあえずワッチできることと、電波が出せると言うことで作ってみました。聞く方はそこそこ聞こえているようです。ただ、80mは昔からよく分かりませんが160mよりも、いろんあところに乗りやすい。特にシールドされていないワイヤーにはかなり影響があるようです。
DAVISの風速計などに使用しているケーブルは、シールドされていないケーブルなので、RFI的なものが出ていますね。ほかはなんとも無いのに、これだけがだめなんです。
しばらく様子を見てみてから、また改良していきたいと思います。