公開日 2022年1月4日 最終更新日 2022年1月4日 by JE2UFF_Toshi
昨日、WSJT-Xの最新版に当たるV2.5.4がリリースされました。今回のリリースの中で、注目しているのが下記の修正です。
WSJT-X: Repair a defect that caused occasional crashes when in QSO with
stations using nonstandard callsigns.
実は、WSJT-X 2.5.3を使用している中で、/が付く局とQSOするとクラッシュする症状が続いていました。一つには、CPUのパワー不足が考えられており、DecodeをFastやNormalではなくDeepにして使用していると、クラッシュするんです。
Deepにすると、Call3.txtからコールサインを比較したりしてデコードの性能を上げるのですが、この比較処理が重いのでクラッシュするのかと思っておりました。
毎回では無かったですが、クラッシュする場合は/が付いている局とかイリーガルなコールサインを使っている局の場合です。
但し、Ryzen5 3600Uを使用しているノートでは発生しておりませんので、明らかにCore-i5のパワー不足のようにも思えました。と言うか、思っていました。
しかし、今回の2.5.4の修正内容にノンスタンダードのコールサインを使った局とのQSOでクラッシュすると有りましたので、正に当局が発生していると同じ問題だと思っています。
と言う事は、アプリ自体にも何らかの原因があったと言うことになりますね。
藁をも掴む思いで、早速ダウンロードして、インストールし使用を開始しました。これでクラッシュが無くなると良いのですが。
これで様子見です。
実は昨日も3局ほどこの症状でクラッシュし、終了間際でクラッシュすると73をもらったのかもらわなかったのかで全く分からず、再トライとなりました。
やはりCore-iよりRyzenの方がコストパフォーマンスが優れているようなので、現在のCore-i5のPCもRyzenに変えようかと計画しています。アプリが修正されCPUパワーが上がればデコード率も良くなるはずですから。
同じ8スレッドでもRyzenの方がベンチマーク上も良いとのことなので、ASAPで変更の検討をしたいと思います。