PCのデータを整理していたら、昔の写真が出てきた。昔と言ってもそうですねこのクランクアップを上げたころの写真です。
当時はHF中心で、まずは最初の5BDXCCを目指してCD78を使っていた時代ですね。
メインは714X-3を使用し、CD78とCY173が乗ってます。714X-3とCY173の間には、160m用のスモールループが付いており、DXCC命の時代でしたね。
毎朝、160mと80mをワッチするようになり、この頃の生活リズムが今のベースになっており、世界中どこに行っても5時には目が覚めてしまう。
しかも、目覚ましが鳴る前に。体内時計が完全に構築された時でした。
それが、7年掛かってやっとできた160mのDXCCと2014年7月からの単身赴任をきっかけにHFのアンテナはAFA30以外下してしまい、不在時の被害に備えるようになったんです。
HFはAFA30で細々とDIGIモードをやる程度で、DXCCうんぬんよりQSOしていることが楽しいように代わってきました。とりあえず、ペディも30mが比較的最初の頃出てくることが多かったので、30mのアンテナだけ残しました。
そして、代わりに何かと思って考えていたのが、EMEへの挑戦でした。JT65の発達で意外と簡単そうだと言う話も小耳にはさみ、アンテナの小型な430MHzで挑戦しようと思いました。
1200MHzと言う選択肢も有ったのですが、パラボラが上げられないという理由から430MHzにしたのです。
スタートはルースタワーに20H x 4でスタート。DK3WGの信号を始めて聞くことが出来ました。しかし、QSOには至らず。そこからEMEへの泥沼が始まりました。
そして最新の状況は430MHzの8 x 20H と 2 x 20V の組み合わせによる200エレがメインのアンテナです。AFA30はおまけですね。
特にEMEはJT65モードの運用により、思ったより敷居は低くそこそこのアンテナさえあればビッグステーションに相手をしてもらい、QSOが可能となりました。
ネットで海外の文献を読んでいくと、20エレ x 4程度のアンテナと、200W出せれば、コンディションの良い日はエコーを捕らえることが出来るとの事です。
今までのCWでのQSOでは、500Wとビッグアンテナが無ければ出来ないと言われていましたが、JT65でQRP EMEが身近になったのです。
この前も書きましたが、DPと75WあればDL7APVとはQSO出来るみたいですので、2.5m以上のブーム長を持つ八木が有れば50WでもQSO出来る可能性が確実にありますね。
1局でもQSO出来ると、そこから夢が広がり上級資格や設備のアップグレードなど、夢は果てしなく広がります。
LNAなんか何種類評価したか分からないですね。帰省するたびにタワーに上りLNAを交換して受信状態を確認したりと、ノイズが増えた減った、今変調が増えた減ったと一喜一憂しています。
LNA交換作業は、ある意味筋トレを兼ねた作業になりつつあります。