公開日 2005年1月1日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
今日はSARTGのNEW YEAR RTTY CONTESTが実施された。夕食前にどんな状況か久しぶりに覗いてみた。7MHzだけだがJAを含めそこそこの局が出ていた。JAはどちらかと言えば呼びに回っているようだった。当方もアジア地域だけDS、VR2、DU、UA0等5局程度QSOした。
このQSOで解った事が一つある。714Xは受信の時より送信の方がビームが切れているようだ。アンテナの方向がロングパスのヨーロッパを向けたままの状態ではDUは右サイドバック方向に当たるが、受信をしている場合にはS6程度で入感し復調も全然問題ない。しかし、呼べど叫べど応答が悪い。こんなに近いのにQRZ?だなんて。同じ状況がUA0でも起こっている。UA0の場合はもっと酷く、QRZ?だけではなくコールが取れた後もAGANの嵐。どうなってるんだい。UY9もビームを向けたら一発。まあ相手の設備状況もありますが、耳より飛びの方が影響が有ることは間違いなしですね。以前に使用していたAFA40改の時はここまで酷くなかったです。もっともフェーズ・ドアレーの2エレですからバックサイドの切れについてあまり気にした事は有りませんでした。
それとリグの特性は改めて再認識しました。UA0とVR2が約400Hz離れて出ていました。両方S9です。でも両方がちゃんと分離出来て復調出来るしかぶりの影響も受けない。250Hzのフィルタのシェープ・ファクターのすばらしさを物語っています。これはDSPによるデジタルフィルタの特性がいかに理想的なのかを語っていますね。以前のIC-780の場合では分離は確かに出来ますがかぶりが酷かったです。特にUゾーン(死語)の信号は動きますので、スタンバイしてみるとRITで追わないと復調出来ない位動きますからね。それだけ動くと言うことは近づく可能性が大いに有り、かぶりやすいと言う事ですから。特にTPFを入れなくても十分に復調は可能でした。
これら今回感じたことの検証を来週末のARRL RTTY ROUND-UPでもう一度してみたいと思ってます。しかし、RTTYは聞くタイミングも有ると思いますが出ている局が少ないですね。コンディションはそんなに悪いのでしょうか。一度パイルになると沢山出てきますが、普段はCQDXすら聞こえず淋しい限りです。