公開日 2005年11月12日 最終更新日 2005年11月12日 by JE2UFF_Toshi
ローバンド中心に運用を移してから、づっと気になることが有る。RTTY中心の運用の時は、どちらかと言えば機械が判読するので、
それほど気にしてはいなかった。つまり、音質だ。RTTYはデモジが上手く解読すれば音質なんかどうでも良かった。しかし、
実際に耳で聞いていると疲れの問題や、了解度の問題でいろいろとクレームが出てくる。
現在、IC-780を主で使っているが、これはフィルタの特性なのか比較的聞いていても疲れない。
もう1台のIC-756PRO2はどうも音がしっくり来ない。全てをDSPで処理をしているせいなのだろうか。もう一つ、
気にくわないのがAPFが付いていないことだ。混信除去や選択度においては、絶対的に756PRO2が上だが、
長時間聞いていて疲れるのはまいる。しかし、RTTYの運用とたまにパイルに参加する15mの感度の事を考えると756PRO2となる。
2つ使えばすむことだが、PCが3台机に有ると流石に狭いので、どちらかが退いてもらわなければいけない。
ここのところ780をずっと使ってきたので、しばらく756PRO2を使ってみようかと思っている。しかし、音作りをなんとかしないと。また、
良くわからないのだが、CWで運用していると相手局に同調を取りにくい。私だけかもしれませんが、どうも合わない。少しずれて何時も呼んでいる。
APFが無いからとは言いませんが、多分VFOのSTEP数の問題かもしれない。
756PRO2だと意外と1局の聞こえている範囲が有るので、何処がセンターか見失う。(実力不足かもしれないが)780はすっと、
センターが解る。何でだろうか?と悩んでいても始まらないので、昔使っていたDSP-9+を押し入れから取り出し取り付けてみた。
昔はたいしたことが無いなと思いながら、結局はお蔵入りしたのだが、今使ってみると結構良い。SSBは本当にノイズが消える感じだ。
最近のリグについているNRとはひと味違う。CWでも本体のNRよりよっぽど効く。特にNARROW FILTERの切れが良く、
ローバンド独特のキークリックもきれいに消してくれる。何か効果有りそうだし、音調も変わって疲れづらくなった。
これで、明日の朝が楽しみだぞっと!