公開日 2006年1月3日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
当方は、QSLの発行を現在3種類行っている。非常にめんどくさいが、各々が使う目的が違うようなので、希望者の為を思い現在も続けてきている。本当はDXCCが主なのでLoTWで皆さんが行って頂ければありがたいが、そうばかりはいかない。昨年よりDXCCもLoTWでOKになったので、基本的にはLoTWをベースで行っている。
DXペディションも同じだ。有る局はLoTWで終了後にアップしてくれるので、自分がアップした時点で確証が取れるので非常に簡単だ。Not in the logも瞬時に解る。しかしながら、多くのペディショナーは未だにLoTWにしてくれない。確かにね、綺麗な写真のQSLは思い出にもなるので欲しいと思う事は間違いない。でもせっかく手に入れた綺麗なQSLをARRLに送るのも心配になる。ここでジレンマが出るわけだ。本当はさっきも書いたように、LoTWをアップするのは非常に簡単なのでDXCCを目的とする人はそれで完了となるし、綺麗なQSLが欲しい人はSASEで要求すれば良いと思う。
また、それとは別にe-QSLはe-QSLでDXCCのようなアワードが有る。LoTWとe-QSLは基本的に同じデータを使用するので、特別作業が発生する訳でもないので特に問題は無い。アップロードするサイトが違うだけだ。不思議なのは、紙のQSLではSASEを送らなければいけないような局も、e-QSLでは直ぐにQSLを発行がもらえる。当然、綺麗なQSLではないがe-QSLのアワードの取得に関しては十分使用出来る。従って意外とポピュラーなのだ。
問題は紙のQSLカード。1枚1枚記述するか、プリントアウトしなければならない。必ず原板となるQSLが必要なのだ。これが意外とコストがかかるし、管理がめんどくさい。LoTWならデータをダウンロードし、ログソフトでマージすれば完了だが、紙QSLの場合はログソフトでQSOを検索し、受領の認証をセットしなければならない。資源と時間の無駄遣いをしているようにも思える。
こう考えると、目的と価値観の問題になると思う。QSOを大切にしている人や、アワードを申請している人には紙QSLが必要だと思うし、DXCCだけなら基本的にLoTWでよいのではないかと思う。本当はLoTWだけにしたいと思っているが、紙QSLを待っている人がいると思うと、やはり紙QSLもはっこうしなければならないなとも思う。価値観、これだけは人それぞれですから。
と言うわけで、QSLカード自体は12/18日分までは全てJARLに送りました。LoTWもe-QSLも昨年分は全てファイルをアップロードしました。今年分は今週末の予定。LoTWとe-QSLは毎週末こまめにアップしていますが、紙のQSLを発行は1ヶ月か2ヶ月に1回ベースとなりますのでご了承ください。
今年からのe-QSLのデザインを変更しました。下が、今年のベースとなります。今週末アップ分よりこのQSLが届くと思います。