ここのところあまり調子の良くなかった714Xだが、いよいよおかしくなってきた。
何処がおかしいか! 20mだけSWRが下がらない。最初は梅雨の長雨による影響下と思っていたが、ここ数日の晴天状況でも駄目だ。しかも、駄目具合がまた中途半端。
通常はSWR=1.2位なのがSWR=2.2~3.0になる。しかもだよ、バンド内がその値で一定ときたもんだ。
アンテナチューナーを使用すれば、あまり良くはないが使用できる。しかし、ロスは大きすぎる。40mも15mも全然問題ないのだが、20mだけに発生する。
更にだよ・・・・
今朝、20m使えないかなと確認するとやっぱり同じ状況。しょうがないので40mでも久しぶりにやるかとワッチしながら、RX3と1局QSOを行った。しかし、40mのコンディションはあまり良くないのでやはり20mに行きたくなる。でも、20mは修理しないと使えないしなと思ってはみたが、もう一度確認するかと思い20mにQSY。
ここで新たな事実が判明!
なんと、なんとSWRがもとの1.2に戻っているではないか。
と、言うことはだよ、40mをしばらく送信したことにより20mのトラップに何か影響が出て元に戻ったと言うことになる。何しろ、10年近く数カ所で使用された714Xであるから、当局の所に来たときには20mのトラップの防水もあまり調子が良くなく、シリコンで応急処置はしてあったが、やはり水が入りやすくなり、水が入ったことによる障害が発生しているようだ。
こんな不安定な状況では、長時間に渡るコンテストなど心臓に良くないな。
しょうがない、今日電話して保守部品としてトラップ購入したら幾らになるか確認しよう。幸いなことに、714Xの場合はラジエータはマストの近くに有るので、シーソー方式で交換は簡単に出来るし、タワーもクランクアップに替えたので、作業も一人で十分出来る。
はあ~、ため息!