公開日 2006年9月4日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
さて、前回書きましたMMTTYはいじってなんぼの続きです。
タイトルの通り、細かな調整をうんぬんする前に最低設定しておきましょう内容です。
あっ、その前に前回書いたとおりお宅のサウンドボード、ノイズ大丈夫でしたか?最初からノイズが出ているのは論外ですから。最初は良くても・・・ての有りますが、それは追々話します。
おすすめは1980円で売っているクリエイティブラボの元祖SoundBlaster5.1でしょう。凄く安い割にSNは90dB有ります。殆どのサウンドカードではこのSNを記述してありませんが、記述してあるだけ有りいいっすよこれは。
話がそれましたが、本題と言うことで最低このように設定した方が良いのではと言う内容です。
まず立ち上がった画面での上部で、設定項目とボタンが並んでいると思いますが、その中でAFCとNETのボタンは解除しましょう。AFCはFSKで運用している場合には、勝手に周波数が動いてします復調出来なくなります。NETは送信周波数のAFCです。送信の場合はリグがキーイングするので問題ないですが、もしAFSKで運用する場合は大きな問題になりますね。
そして、殆どの場合にはMARK2125Hzの170Hzシフトで運用しますので、この設定が変わらないようにHAMのボタンを押します。
いよいよ設定画面上の変更です。
Demodulatorでは下記のように設定します。
周波数弁別方式:IIR型共振方式
積分器:IIR
LPF:22.5Hz
次数:5
前置フィルタ BPF:ON
その他は特に変更する必要は無いです。
最低、上記に設定してから少しずつ上記の設定値を調整していきます。それ以外の設定項目は、上記の設定項目との兼ね合いになりますので、最低上記の変化が解るようにならないと、それ以外の不可機能の効果が期待できません。次回は、上記設定項目で何を調整していくか、変更した時にどうなるかです。
そうそう、サウンドカードでSNが悪いと言うか、歪みが多い物も多々あります。例えばオンボードのチップの中には、有る入力レベルを超えた時に歪みが増えて行く物などです。
そのような場合には、MMTTYの入力レベルがOverFlowになっていなくてもガクッと復調特性が悪化します。凄い強い信号の割に上手く復調できない場合など、この傾向が有るかも知れません。実際にはこれだけではないのかも知れませんが。
細かなことまで書いているときりがないので、簡単に説明した後FAQ方式の方が良いかな?