公開日 2009年2月17日 最終更新日 2009年2月17日 by JE2UFF_Toshi
昨日までの暴風はやっと収まったようだ。しかし、タワーを見ると同軸ケーブルが160mのシャントフィードのセパレーターに引っかかっているようで、タワーを伸ばすことが出来ない。(ある程度までは出来そうですが、安全を見て外すまでは見合わせました)
地上高14mでワッチした感じの40mは静かです。EU-Uゾーンが数局聞こえていますがどれも強くはないですね。コールサインをチェックし、Logサーチしていくと殆どQSO済みの局ばかり。その中でも2005年に20mでQSOして以来QSOしていないUY5ARをコールしてみるが、久々に長い周期のQSBでこれがまた結構QSOするのが大変だった。QSBの谷間では信号が聞こえなくなってしまう、40mでは久々の体験です。
今朝はこの1局のQSOのみ、160mでOM7CAのスポットが上がっているので聞きにいきましたが、全然聞こえませんでした。電波はこの辺には落ちて来てはいないようです。
さて、昨日の朝まで行われていたCQWWWPX RTTYコンテストですが、QSOポイントが前年度と違っている事に気がつきWin-TestのBugレポートをしたわけで、直ぐにDevバージョンにて対応をしていただいたのですが、その後にWin-TestのサポートMLではしばらくこの話題で持ちきりになりました。
最終的にN6TVかな、Contest Directorに何故2009年でルールが変更になったのかを問い合わせた結果、CQ RTTY contest directorのW0YKからオフィシャルアナウンスがリリースされました。
アナウンス内容は、「誤記がCQ Magazineの1月号とウェブサイト(www.cqwpxrtty.com)の上で発行された2009CQ WPX RTTY Rulesの規則VII(c)にありました。 ウェブサイトRulesは修正され、注意はホームページに加えました。」と、謝罪の内容です。確かに、今Webページを確認すると、ハイバンドは1点、40/80mは2点と元に戻っています。
但し、以下の3点についてはルールが変更になっているようです。
・Increase in band-change limits for MS and M2, which has gone from six (6) to eight (8) per clock hour
・Addition of low power single-band entries (Cabrillo header)
・Elimination of the Rookie category (Cabrillo header)
注意が必要ですね。従って、QSOポイントは従来通りに戻りましたのでコンテストソフトでQSOポイントテーブルを変更した場合には元に戻す必要があります。ローバンドでの国内QSOが一気に2倍の得点になりますので結構インパクトがありますよね。気が付かないで、昨年のルールポイントで行っていた人はラッキーですね。
再度、現行バージョンのソフトにログデータをリロードさせて再集計を実施すると、得点は217,318点から234,688点に約17,000点の増加になりました。ログの提出は未だしていなくて助かりました。
今回の件で、ソフト任せで普段あまり細かく確認しないコンテストルール、もし変更があった場合にはそのソフトが対応しているのか確認する必要があることを改めて再認識しました。今回、フリーではなく商品としてのパッケージを購入した製品のためにバグと言う形で報告しテーブルの修正を依頼しました。当然、製造元は迅速に対応してくれて、かつサポートのMLの中で細かな議論がされて最終的にはバグではなくコンテストルールの誤記であることが判明したのです。これが、フリーのソフトの場合にはこれらの内容をすべて自分で調査しなければならないですし、テーブルの変更も自分で実施しなければいけなく、全てがOwnリスクと成るわけです。
コンテストに参加する前には、必ず前年のルールと変更が無いのか確認する必要がありますね。
以上、今朝もあまり聞こえなかったので最新のWPX RTTYに関するニュースをお伝えしました。