公開日 2013年11月15日 最終更新日 2018年8月6日 by JE2UFF_Toshi
本日は午前中、結構激しい雨が降りましたが、夕方には雨も上がりきれいな夕日が見れました。
さて、最近のんびりQSOするのに使っているJT65Aモードですが、HFで使用する場合にはオリジナルのWSJT9とかでは少々使いにくく、やはりHF用につくられたプログラムが使いやすい。
しかしながら、これまた何種類か有りそれぞれの個性があるんですね。どれが良いかは、やはり個人個人の使い方に伴う感性が大きく利いてくるかな。
今まではどちらかと言うと、正統派のWSJT9に対してHFに特化したJT65-HFと言うソフトが主流だった。このJT65-HFを更に個人的にHB9HQXが改良を加えた、JT65-HF HB9HQXバージョンなるものがあります。
そして、WSJTの御本家がJT65と更に帯域を狭めて効率化を図ったJT9と言うモードを搭載した、WSJTXと言うものをリリースしました。
現在はHFで運用している方たちはこの3種類のどれかを使用していると思います。それぞれに一長一短があるので、やはり最後は好みの世界ですね。
これがオリジナルのJT65-HFの画面です。
そしてこちらが、JT65-HF HB9HQXバージョンで、表示内容の変更と設定の変更などが割りと簡単に出来るようになっています。
そしてこれが、WSJTXです。こちらはウォータフォールが別ウインドウで表示するのと、送信周波数の表示も、センターから±ではなく、何百Hzから何KHzとなっており、フィルターと同じで直感的に分かりやすいです。
また、受信は左ウインドウで、右がコールしている、またはQSOしているウインドウになります。色分けだけでなく、ウインドウが別であることも直感的に分かりやすいです。
当局は、現在ほとんどWSJTXを使用して運用をしております。デコード性能は特に大きな差はありません。一部で差が有るという話も出ましたが、基本的なモジュールは一緒のはずなので、大差は無いと思います。
MMTTYとMMTTYエンジンの関係でしょうか。とは言え、本家はWSJTですからWSJTXの方が優れているのではないかと、少し考えたりしてWSJTXを使用している理由のひとつになっています。
MMTTYもオリジナルの1.65Dと、それ以降いろんな方の手が入ったバージョンでは、実際に比較すると、弱い信号での出コード性能は明らかに違います。すごく気になったので、RTTYの著名な方数名に同じ質問をすると、皆さんもやはり1.65Dが一番でコード性能が高いと言っておられました。
そんなことも有って、オリジナルのWSJTXを使っています。
最近ではFacebookでも、「JT65 JT9 デジタルモードのInformation exchange 」と言うグループでいろんな話がされているので、参加されると面白いですよ。 運用の開始に当たっての設定や、動かなかった場合の質問、コンディションや運用状況等、いろいろ情報が飛び交っています。
今日もを持たれた方、是非覗いてみてください。