公開日 2018年6月17日 最終更新日 2018年6月17日 by JE2UFF_Toshi
こんにちは。天候は下り方向とのことで、午前中は様子見でしたが、快晴になり絶好のアウトドア日和となったので、調子の悪いLNAを取り外しにタワーに上ってきました。
LNAを取り外したので、その部分は当然ショート。と言うことはアンテナ特性を測定するチャンスだと思い、早速測定してみました。
いつもはCOMETのCAA-500 MarkⅡで測るのですが、今度はちょっと変えてVNAで測定してみました。測定したのはリターンロスとSWRの2つです。片づけてから気が付いたんですが、同軸のロス分とかのパラメータを入れるの忘れていました。
単なる参考にしかなりませんが、異常も見つからず、一様性能的には満足のいく値にはなっていました。
これが、4×20エレ水平偏波です。
SWRもいつも使う432MHz付近では1.05という値を示しています。マーカーの1が一番使う432MHz、マーカー2が431MHzでマーカー3が440MHzになります。
スミスチャートで表してみるとこんな感じですね。
一方、この4パラ水平偏波内に巻き込んである、2×20エレ垂直偏波はどうなっているか、気になります。
思ったほど、水平用のブームの影響は出ていないようです。
水平と比較すると、若干SWRは高めですが、特に大きな影響はないように思えます。これが当局が持っているEME用のアンテナシステムで、水平が160エレ、垂直が40エレの合計200エレなんですけど、LNAの調子が悪くて・・・とほほです。
そもそも、シングル八木の局の信号を聞きたいと、LNAに欲を出したのが今回のトラブルの始まりなんですよね。
LNAを秋までに何とかしないと。