こんにちは。天気は下り坂に向かっているようで、どんよりとした天気になってきております。明日は大雨の予報が出ておりますが、富士山の裏側に出張予定なので気が重いですね。
さて、6mのFT8を見ていると、時折不可解な信号を見ることがあります。無茶苦茶強くはないですが、何故か2倍、3倍の信号を引き連れているような信号を見ます。
本日もこんな信号でした。
30Kmくらい距離は離れており、自分のアンテナはバックで受けた状況になります。650付近の信号が本体と思われますが、その2倍、3倍付近にも信号が確認できております。
基本信号は-4くらいなので無茶苦茶強くはないですね。いつも2Km程度離れたローカルが出てくると、+10以上振りますが子供が出たことはありません。
しかし、時折このように子供を連れた信号を見ることがあります。
子供が一緒の信号は、受信ウインドウにやはり2つデコードするんですよね。3つめは信号は確認できてもデコードはしないみたいです。
このように2倍、3倍と離れて子供が出る場合もあるし、直ぐ横に出ている局もたまに居るんですよね。
これって、受信側の問題なんでしょうかね。それとも、送信側でALCがMAX状態で使っているから歪んで発生しているんですかね。
どっちなんでしょうかね。
もし子供の方が、DXと同じか近い周波数の場合には、QRMを生じさせますからね。ALCは大事ですよね。
もし、受信側の問題だったらどうすればいいのだろうか?対策が分からないので困ったなぁ。
余談ですが、昔とあるOMがJT65の全盛期にデジタルモードだからALCが振れても関係ないのでALCゾーンいっぱいまで振らせても問題無いと言う話を聞いたことがあります。
FSKのように直接キャリヤを発生してするのではなく、AFSKと同じなので基本はSSBと同じ回路を通過していくので、ALCの制御は必要だとその時から自分は思っていたのですがね。
AFSKで運用する場合は、Hi toneで使用すると言う暗黙の決まりが国際的にありましたからね。Low toneだと同じように高調波がSSBのフィルター内に出てくるので、送信電波に子供がついて回るからです。
たまにFT8で無茶苦茶強くてもデコードできない局は、DTがずれているか信号が歪んでいるかですもんね。IC-9700でUHF以上ではドリフト対策をしないと、送信周波数そのものがずれていくのでデコードできないと言う問題もありますが。
デジタルモードだからと安心はできませんよね。