公開日 2023年5月9日 最終更新日 2023年5月9日 by JE2UFF_Toshi
昨日の今頃は強烈な暴風でしたが、今朝は静かな快晴の朝になりました。最近は天気の変化も激しいですね。HFのコンディションのようです。
さて、朝のIO-117は北米とのパスが開ける時間帯ですので、今朝も4時半からスタンバイして北米局を探します。
しかし、今朝の様子はいつもと違うんですよね。誰かの信号を受けてデジピーターはONしたのですが、全然復調できません。幾度となくパケットは受けSoundmodemにはデータが表示されますが、デコードできません。
しかし、自分の信号はちゃんとデジピートして返ってきた信号は復調できるんです。おかしいなぁと思いながらもワッチを続けます。
北米がオープンするパスに入ってもこのような状況だと、今朝のQSOは厳しいかなと思いながらもモニターしていると、時折JAの信号は復調しますが、相変わらずパケット音はしてもデコードしない信号が多いです。
そうこうしているうちに北米がデジピート範囲に入ってきましたのでCQを出します。
相変わらず見える信号はJAのCQだけですね。とその内にWC7VのCQが見えましたのでコールしてみます。自分の信号は見えましたので、ちゃんとデジピードしているようです。
WC7Vから直ぐに返事が来てQSO成立。今朝はダメかと思ったら調子良い出だしです。
次はN3GSが呼んできました。こちらも1回でデジピートしQSO成立しました。珍しいですね。
今朝の北米のパスは、最初の予想に反して非常に良く殆ど1回のデジピードでQSOが成立することができました。
EUのパスは信号が見えても、自分の信号がデジピートしたのが見えないのでなかなかQSOできませんが、朝の北米はナゼか調子が良いです。
どうやらEUが調子が悪い原因の一つにローテータのオーバランが大きい事があるようです。今使用している1200FXはストップしてから、止まるまで若干のオーバーランの割合が大きいようです。酷いモノは15度くらい有るとのこと。
このオーバーランはYAESU(KENPRO)が一番小さいようですね。駆動方法にも影響されると思います。CDのはかなりあるとのことです。
更には、0(北)起点なので、EU方面のパスに当たる330度から300度くらいの位置精度が悪いみたいですね。指針とデジタルデータが結構ズレています。1周回る時にリニアでは無いようですね。(指針側のモータ駆動か、ローテータ本体からのデータかどちらがずれているのか分かりませんが)北米パスの150度から60度までは意外と精度も良いようです。
だいたいローテータ本体に内蔵しているポテンションメーターの精度だってどの程度か分かりませんからね。
今後の課題です。
今朝は実質30分程度の運用になりましたが、QSOができたのは7QSOで以下の通り。
WC7V, N3GS, W7QL, W5CBF, N6PAZ, KB9STR, K9JKM
これでまた少しだけWASとVUCCが進むと思います。
夜のEUはなんとかQSOしたいなぁ。