公開日 2021年12月19日 最終更新日 2021年12月19日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。強烈な寒さですね、シャックにいても足下が寒いです。昨日は日中は風が強く、タワーも伸ばせないので中途半端になっていたローターコントローラーのデバッグを行いました。
実際のローテーターを接続して実行するには、少々リスクも有るのでスペアのローテーターを使ってのデバッグを行う事にしました。
こんな環境でデバッグ開始です。説明書が何せ英文で、元々がAzもELも自分でギヤを組んで作る物用なので、市販のローテーター用では無いのです。
ADコンバーターへの入力を行えば、多分使えると思うとの言葉を信じて作成しました。設計者がVK5DJなので、南半球であり初期値が南半球を基準に書かれているので、底を読み解くのが難しい。
5PINのDINを9PIN-DSUB-オスに変換し、それを9PIN-DSUB-メスに変換。この時点で、DSUBコネクタは差し込み口から見るピン番号アサインなので間違い発生。
いきなりローテーターが動いてSTOP点まで勝手に移動してしまう理由が、この誤配線でした。
なんとかパラメータ設定をいじりながら、自動追尾ができるようにはなりました。
こんな感じで初期値の北基準ですが、0度にならず7〜9度の間をふらふらしています。これは多分、ローテーターからのポジション電圧に若干ノイズが乗っているからふらつくのだと思います。
ARS-USBは小数点以下が無く、丸めているのでふらつきませんが、これは小数点以下2桁まで表示しているので、ふらふらするようです。
また、0点に持って行ってもローテーター自体がオフセット電圧を持っていますので、この部分の補正をどうすれば良いのか分からないので、これをVK5DJに確認しようと思っています。
それ以外はほぼ問題なく動くようになり、自分の緯度、経度、海抜から自動計算して月の位置を出し、AUTOモードにすると勝手にローテーターが動いてその位置に合わせてくれます。
これ1つでPCは不要になりますので、非常に便利です。当然、MANUALにセットすればボタン操作で自分で合わせることもできます。
Dec角も自動計算してくれますので、非常に便利。WSJT等の設定時に役立ちます。
しかし、0度のズレ問題がありますのでまだ実戦投入はできない状態ですね。VK5DJに確認して補正の仕方を教わらないと。
せっかく完成したのですが、機能からのARRL EME CONTESTには使えませんでした。更に、夜間にケーブルトラブルでRIGが2台昇天してしまいました。
QRVするRIGが無いので、残念ながら、今年もARRLには参加できません。時間的余裕が出ると、余分なことをしてしまい、障害に結びついている今日このごろ。
まあ、こんなもんでしょうね。
しばらくおとなしくしています。