公開日 2020年5月26日 最終更新日 2020年5月26日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日インストールしてみたWSJT-X2.2.0rc2を使い、夜間の40mと今朝の30mにQRVしてみました。
最初の感想としては、時差でデコードする表示がrc1の時とちょっと変わったかなって思えました。rc1の時は、えっって思えるほど不自然に感じたんですが、馴染んだせいもあるのかそういう違和感はなくなったんですよね。
実際に使ってみたのはこんな感じの30mでした。
相変わらず、強い信号に隠れた弱い信号もかなりの確率でデコードします。むしろ弱い信号に対しては向上したように感じますが、全体的なシーケンスを通してのバランスはrc1の方が良かったようにも思えます。
これは最初に書いた時差でデコードすることに関係しているのでしょうか。相変わらず、強い信号の裏側にいる弱い信号をデコードするので、強い局に紛れて呼んでくる弱い局のコールを確認できるのですが、デコードできているのでこちらが呼んでも、先方からはリターンが無く片通話的な場合は相変わらず多いですね。
QRMの多い中でもCQを出すと呼ばれますので、30分で5局~10局の割合程度のQSOは可能になりました。
現状の安定板2.1.2と比較すれば、確実に性能向上はされています。最近はEMEでもFT8のQSOにチャレンジしているようです。15秒間隔に対して2.3秒の遅れが有るわけですから、リトライも多くなるのかな?
EMEで使用する場合には、JT65のようにFT8B、FT8Cと派生が必要のようですね。
なかなか面白くなってきました。