公開日 2013年5月15日 最終更新日 2013年5月15日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。太陽活動は活発で大きなフレアが発生して言うようですね。今朝のSSNは144ですが、Iono Probeは今後24時間以内のHFプロパゲーションに与える影響レベルは5段階で2、すなわち10分程度の通信障害は発生するとの事。
まあ夏型に移行してきているようなので、日中はあまり聞えないと皆さんのブログにも書かれておりますので、このような障害が発生しても殆ど気にならないかな。
昨晩の北米へのパスは相変わらず好調。聞いている日中nコンディションは何処絵やらで、東海岸も見えておりました。
ただ、電波伝搬自体には影響が出ているようで、最初の受信で良く来ていても、2分後の再受信時には信号が落ちている事が度々有り、-20dB程度で受けていると、信号強度が落ちた瞬間に他局の影響を受けたりして、結果的にリトライを繰り返すような事が多々ありました。
しかしながらCQを出すと、北米から呼ばれる事も多くなり、亀の歩みですが、少しずつWASは増えております。
昨夜も4つの州が増え、16から20になりました。東海岸とのQSOが今後の課題ですね。
昨日気になったことですが、JT65Aは元々がEMEなどの通信にしようされるように作られており、お互いの通信時間の同期が非常に重要になります。
したがって、JT65モードを運用する際には、必ずNTPサーバーと自分のPCを一定時間で同期させて、自分のPCの時間精度を上げておくことが必須です。
そうしないと相手とも同期がどれず、絶対にQSOすることが出来ません。QSOする為には故意に時間を狂わせなければいけないし、相手がどれだけずれているなんて分かりませんから。
昨晩はそのような局がQRVしておりました。お隣のHLの局ですが、見ていると送信するタイミングが明らかに遅い。したがって、一般の局が受信に移っても未だ送信している。
したがって、先方が受信を開始し同期を取るときに未だ送信していない為に同期が取れない。また、相手の送信が始まっても送信し続けている。
これでは絶対にQSO出来ません。単にQRMを引き起こしているだけです。QSOが出来ないので、何やらパワーを上げてきているようで、帯域の広がりを見せアリゲーター状態になっておりました。
他のモードと違い、同期がずれてる事を簡単に伝えるすべもないので、結局自分が気が付くまでQRMマシンになってしまうんですよね。
まあ昨夜はそんな状況の局も出ておりました。
しかし、簡単でながら運用が可能だからとJT65ばかりやっていると、CW解読能力は更に落ちていきそうです。まずいな、何事もバランスが必要ですね。
今日も見に来て頂き、ありがとうございます。