公開日 2013年7月19日 最終更新日 2018年8月6日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日は不安定な天気が続くとの予報でしたが、結果的には良く晴れた1日になりました。再び暑さも戻ってきたようです。
さて、今朝のSSNは74、Ap-Indexは5なのですが、Kp-Indexが4まで上がって来ております。WWVのStormアラームでは今後の24時間で、レベル的には弱いですがGeomagnetic Stormの発生が予測されております。
また不安定な週末になるのでしょうか・・・
実際に20mをワッチしてみますと、これから不安定になるとは思えないような感じで、今朝も良く聞えております。
丹念に聞いていくと、今朝も電波が落ちている地域の様子が良くわかりますね。まずはどの辺が一番聞えているのか、バンドの傾向をつかまないと、なかなか狙いが絞りにくくなりますので。
当局としては、まず最初は目的の局がいる場合や超パイルが発生している場合を除いて、まずはバンドを下から上に向かってスキャンし、強い局のコールや聞えている局のPFXを書き取って行きます。
その際に凄く強く聞えていた局と、凄く弱いがどうにかコピー出来る局はコールを書き留めておきます。
そのようなパターンで今朝を見てみると、YT2ISM、YU88BPQ、Z320G、E74OW、TA3AXの信号が強く聞えていたコールです。 その他のPFXとしてはI、OK、EA、OM、EW、DL、HAでしょうか。
弱い局で十分コピーできていたのは、HA5GY/QRPでその他の地域の局と大差ないレベルでした。
総合すると、当地から電波が落ちている地域はバルカン半島周辺であろうと思われ、したがってバルカン半島諸国の手前に位置するHAも、十分弱い信号でも聞えてくるだろうし、バルカン半島の先にIが有るので、その辺も聞えてくるだろうと。
ざっくりと大雑把に言うと、9A、Z3、E7、4Oが沢山聞こえているときは、ZA、SV、HA、LZ、YOとI辺りまでがよく聞えてくるということになりますね。
そう見ると、DLが良く聞こえる時には、OZ、ON、Fが良く聞えるのも何となく納得できます。今更ながら、正距方位図法でよくよく見ていくと、ちゃんと理屈には合っているんですね。
今まで、どこが聞える聞えないでしか見ていませんでしたが、強く聞える局の位置からその時間で電波が落ちる地域が地図で見るとはっきり分かるので、航海と一緒で聞えている局と地図を照らし合わせていくと、時間の差によるパスの移動が地図上で見えるようになるので、次にどの地域が開けそうか予測も出来ますね。
いろいろ考えながらワッチしていると、なんか楽しさも倍増してきます。最も、平日の時間の無い中ではなかなか難しく、週末の余裕のある運用には最適かもしれません。
今日も見に来て頂き、ありがとうございます。