[160m] 続く寒空｜ほぼ時々　むせん見聞録

公開日 2013年12月15日　最終更新日 2013年12月15日 by JE2UFF_Toshi

　おはようございます。北極から3方向に流れ込む強力な寒波のせいで、北半球の至る所で今年の最低気温を更新しているようで、北海道では-16度を超え、4XやSUでは雪が降り積もる状況になっているようですね。

　当地では前線に流れ込む大気の流れので影響で、連日強風が吹き荒れ、昨日は15mを越える風が結構長い間吹いておりました。

　朝方やっと弱くなり、5m以下になった程度で、夜中中吹き付けておりました。それに付帯するように、太陽活動状況は相変わらずで、K-Indexが上昇しだしており、現在は4となっております。

　24時間の予報ではこういど地域での磁気嵐の影響が懸念されています。Aurora指数も7ですから極回りの信号には影響がありそうです。

　寒さが増した頃から、160m専門に聞くようになり、朝方はほとんど他のバンドは聞かなくなりました。別にQSOできるわけでもないですが、一番魅力を感じているバンドなので、何故か毎日聞いてしまいます。

　160mしか出られないOMさんがおられますが、なんとなく分かります。ミステリアスなバンドの虜になっているのでしょう。ある意味、10mや6mしか出ない方達と同じなのではないでしょうか。160mも6mもいつ聞こえるか分からないのに、ひたすらノイズの中をワッチし続ける、聞こえても数分で聞こえなくなる場合も有りますが、その数分聞こえた事がたまらない。

　そんな感じでしょうか。どちらのバンドもその領域にまで到達していないので、中々本質は分かりませんが、ただ非常に魅力があり引き付けるものが有ると言うことは分かります。

　強風のために今朝のワッチは5時半を回っておりましたが、通常と同じパターンで160mのワッチに専念しました。

　しかし、先の電波予報の状況のために一段と聞こえない状況になっております。昨日の方が未だ良かったでしょうか。

　今朝聞き始めたときには、1局何とか聞こえJAとQSOしている最中でした。聞こえたのはUR5IRMで、QSO終了後に別のJAが呼びましたが、その頃には信号が落ちだしてなんとなく符号が聞こえる程度でフェードアウトしてしまいました。

　その後はしばらく何も聞こえない時間が過ぎ、5時45分を回った頃に1825でRG110RAEMのCQが聞こえるようになってきました。この局は時間とともに信号が少しずつですが強くなってきましたので、沢山のJAが300～500Hz下側でコールしておりました。

　これはLSB側のCWを使用しているかと思われますが、1825ジャストでコールするとオフバンドになる可能性が有るということで、皆さん下側で呼ばれていたかと思われます。流石、Top bandに出られている方達ですね。

　JA以外でコールしているのはRA0FFくらいしか聞こえませんでした。

　6時を回りその他の信号として、RD110RAEMが聞こえ始めました。ここの所聞こえている110RAEMシリーズの中では一番強く聞こえる局ですね。しかしながら、電波の落ちてくる位置でないと、やはりいくら呼んでも届かないようです。

　そのRD110RAEMの直ぐ下の方では、UR4LRGのCQが弱々しく聞こえておりましたが、コールする局は少なかったです。RD110RAEMに人気が集中していたせいもあるのでしょうが。

　今朝はこれ以上残念ながら聞こえませんでした。またコールしているJAのエリアを見ると3エリアや4エリアの局が多かったですので、コンディションも西高東低だったように思えますね。

　しかし、この寒空は何時まで続くのでしょうか。気温が寒くても、DXの信号が聞こえていればまだしも、ワッチしていても何も聞こえないと、寒さが一段と身にしみますね。

　今日も見に来て頂き、ありがとうございます。