庭の一部を壊して息子の家を建てる為、庭を更地にしておりました。その作業が終了するので、重機が有るうちにタワーの基礎を掘ってもらおうとお願いし、無事基礎がほぼ完了しました。
現状のクランクアップは430MHzのEME用アンテナと6mのアンテナが搭載されており、HFのアンテナを載せる場所がないので、2基目のタワーを家の正面に建てる事にしました。住宅が密集してきたので、周囲を考えて低いKT-15Rです。しかし、セクションを追加して伸ばせるように基礎部はKT20R用で、基礎もKT20R以上で作る事にしました。
KT-20Rを考慮して庭の空いている部分に1.5mx1.5mx2.0mの基礎用の穴を掘るのですが、元々が大井川の河原で有ることに加え、残土を1m上乗せして圧縮を掛けた土地であるため、手彫りではとてもできそうもないので重機をお願いしました。

場所を決め、一気に採掘をお願いです。朝方まで雨が降っていたので、表面はぬかるんでいますが、中はしっかり乾いています。

重機ですのであっという間に2mを掘り進み、所定のサイズになるまで1時間半程度でした。
そこから先は人作業で形を整えていきます。

その脇では基礎になり1段目のタワーの組立を行っております。

あっという間に基礎部が組み立てられ穴の中に挿入です。


基礎部を挿入後、鉄板の半分まで土を埋め戻します。アース棒を打ち込もうと思ったのですが、玉砂利層のため打ち込みが不十分となるので、今回はアース棒は止めてタワーの基礎部のプレートだけにしました。
次に水平出しをするため、次のセクションまでを搭載します。


チューブを取り付けて基礎の傾きを確認し揃えます。

いよいよ基礎部に生コンを流し込みます。



バイブレータを掛けて生コンの密度を向上させます。この時点で既に生コンは3リューベ投入済みですが、まだ2リューベほど足りません。夕方になってしまったので、この時点で初日の作業は終了。今回は基礎に5リューベの生コンを打ちます。
ちなみに、裏にあるクランクアップ基礎は、過去にKT-20Rとして作った基礎を流用していますが、この時には10リューベの生コンを投入しました。
全回もそうですが、今回もクリエイトの基準より遥かにオーバースペックの基礎になりました。

とりあえずは基本量の3リューベは打ってあるので、翌朝残りの2リューベを投入して基礎部の仕上げになります。
晴れたりスコールが来たりと時々刻々と天候は変わりますが、どうにかここまでできました。
台風6号は大きくそれましたが、それに伴う湿った雲が東海地方に掛かっているため、天候が不安定な状況が続きます。
今週末には台風7号が北上してくるようなので、東海から関東に向かって進んでくるのが気になります。